英作文入門
英作文の練習をしたいが、この添削講座の練習問題は難しくて投稿できない、という人のために英作文の方法を一歩一歩順を追って説明してみました。この説明を勉強してから投稿にチャレンジしてみてください。添削例をご覧になり、ずいぶん細かなことまで添削している、と思われるかもしれません。原則として、プレイン・イングリッシュを規範にして、英語圏の読者にわかりやすい英文になるように添削しています。
英語の習得には近道は無い(日本語の習得にどれだけの時間がかかったか、考えてみてください)、反復して勉強するより他に手はない、というのが私の経験からの厳しい結論です。もう一つの私の経験は、自分の書いたものを添削されるのはいやなものだ、ということです。私はカナダの政府で長い間働いていました。政府のメモ、報告書などは二重、三重、四重の校正があり、私の書いた報告書もこの行程で何度も何度も校正されました。文法の誤りや、内容の間違いの校正なら納得しますが、それ以外にも文章のスタイル、パンクチュエーションなどなど、細かな所まで何度も校正されます。「文は人なり」といった気持ちがあるのでしょうか、何度も校正されると、「なんだ、私の元の文章の方がわかりやすかったのに校正で悪くなった。」と思ったこともしばしばです。
そのうち、私も他人の書いた報告書を校正するようになり、細かなところまで校正するようになりました。自分ではわからないところが他人には見えます。そしてだんだんと、他人に文章を直される事を嫌がる「文は人なり症候群」から抜け出すことができました。いまでは税金(カナダ人の)で貴重な英作文の勉強ができたとおもっています。
さて、こういうわけなので読者の皆様も「文は人なり症候群」から抜け出して、気楽に投稿することを願っています。初級練習問題 1から順々に投稿しようとすると、ずいぶんと先が長く見えてしまうので、練習問題の順番にこだわらず適当な練習問題をみつけて投稿してください。添削のコメントはなるべく読者の次の英作文に役立つようなものにしようと心がけています。
目次
1 日本語思考から英語思考へ移行する
10 日本文の内容を補足説明する
11 口語体の日本文の内容を英文で表現する
1 日本語思考から英語思考へ移行する
最初に、どうして自分の考えたことや観察したことを英文で表現するのが難しいのか、その理由を考えてみましょう。
「考えたことを英文で表現する」時には、どのようなプロセスが頭の中で行われているのでしょうか。先ず考えることから始めますね。日本語で考えますか、それとも英語で考えますか?日本語を母語とする人の大部分は日本語で考えると、私は思います。ものを考えるには言葉を使います。「おなかがすいた」、「お早う」、「危ない」などは直感的に感じたり、口に出したりしますが、もう少し複雑なことを考えるには意識して言葉を使います。
「夕食のおかずは何にしようかな?スパゲッティをつくろうかな、それともハンバーグにしようかな?」という程度の複雑な問題を考えるときには、日本語を頭の中で話しています。それが証拠に、この決断を下すまでに時間がかかりますね。考えるときに使う日本語の要素は語彙と文法です。どちらも生まれてから長い時間をかけて、家庭、学校、社会で生活しながら身につけたものです。語彙のほうは、漢字の読み、書き取り、言葉の意味など、意識的に勉強することが多いですが、文法のほうは(古文の勉強などという特別な場合を除いて)意識的に勉強することは先ずないでしょう。ごく自然に無意識のうちに身につきますね。
例えば、「わたしは大木です」と「わたしが大木です」の「は」と「が」の持つ意味の違いは、この二つの文の使われた状況によりますが、日本語を母語にしている人ならわかります。しかしどうして違うのか文法的に説明できる人はごく限られているでしょう。
次に日本語を母語とする人が英語を勉強する時は、ほとんどの人にとって、英語の語彙も文法も意識的、理論的にします。幼児のときから家庭、学校、社会で日英二つの言葉を時間をかけて身につけるという人は例外でしょう。
英語を勉強する日本人(日本語を母語とする人の代表)は言語的に次の四つの要素を持っています。
·
意識的に学んだ日本語の語彙
·
無意識に学んだ日本語の文法
·
意識的に学んだ英語の語彙
·
意識的に学んだ英語の文法
日本人が自分で考えたことを英文で表現するときには、意識的に学んだ日本語の語彙と無意識に学んだ日本語の文法を駆使して日本文を書き(日本語思考)、次に意識的に学んだ英語の語彙と文法(英語思考)を使って英文で表現します。このときに、無意識に学んだ〈経験的に会得して身についている〉日本語の文法と意識的に学んだ(教科書で勉強したが身についていない)英語の文法を明示的に比較して、日本語思考から英語思考に移行するのが難しい、これが日本人が英文を書くときの最大の障壁だと私は思います。
では最初から英語思考をして英文を書けばよいではないか、という疑問が生まれます。しかし、多くの日本人にとってこの方法は難しい、と私は思います。複雑な内容の考えを文に書くときは、日本語思考のほうが英語思考に比べて各段に語彙も多く、また因果関係を表現する文法も熟知しているからです。最初からの英語思考で英文を書くと、語彙が少なく、簡単な因果関係の構文の英文になります。日本語思考で書いた日本文に比べて幼稚な英文になりがちです。日本人が英文を書くときは日本語思考でしっかりした日本文を書き、次にこの日本文の内容を英語思考で検証しながら英文で表現することが良いと思います。
日本語思考で書いた日本文を英語思考で英文に表現する、これが日本人の英作文の基本だと思います。そしてこのときに、無意識に学んだ日本語文法から意識的に学んだ英語文法への移行の障壁は次の方法でやさしくなります。
(1)日本文を小文に分割する。
(2)日本語の小文を英語の小文で表現する。
(3)英語の小文を結合する。
英語思考の基本は英語の基本文型です。日本語思考から英語思考に移行するとは、日本文の内容を英語の基本文型で表現することです。このように英語の基本文型は英語思考そのももですから、その特徴をよく把握する必要があります。基本文型の分類方法は幾つもありますが、一番の基本文型は「主語」+「動詞」+「目的語」です。日本文の内容を先ずはこの文型で表現できないか考えてみます。
この講座は読者が練習問題の内容を英文で表現したものを添削する、という形をとっていて、読者の自由作文の添削はしていません。練習問題は実務文(主に新聞、雑誌、報告書からの抜粋の要約)です。口語体の文章や小説などは練習問題にしていません。実務文は事実の記述、意見などで読者に情報を正確に伝えることを目的にしています。そのため、文章の論理性が高く、英文で表現するのが、他の文体の日本文(口語体の日常会話、小説など)に比べてやさしくなります。日常会話などの口語体の文章は、常套句の使用が多く、日本語の常套句を英語の常套句で表現するという難しさがあります。また、小説、エッセイなどの感情、情緒の効果的表現を目指した文体は、同様な効果を狙った英文の文体で表現するのがとても難しくなります。
英語の実務文の文体にはプレイン・イングリッシュを規範にします。プレイン・イングリッシュの特徴と日本人にとっての利点は拙書に詳述してあります。
ではこの講座に既出の練習問題を例にして、日本語思考から英語思考への移行を段階を追ってしらべましょう。最初の例題は初級練習問題 22です。
例題 1:初級練習問題 22
「大学入試センター試験の英語は読解力重視の傾向が今年も続いている。問題に難易のばらつきがみられるが、平均点は昨年より上がるだろう。」
日本文の内容を英文で表現する最初のステップは、当然ながら日本文の内容を理解することです。この日本文の意味はわかりますね。添削用の練習問題は新聞、雑誌、政府の報告書などからの記事を要約してあるので、大部分の日本文は読者にわかりやすく書かれています。数は少ないですが、英作文の練習のために意味のわかりにくい日本文も練習問題に選んであります。
上の文で一つだけ疑問のところは英語問題は既に公表されていて内容がわかっているのに、平均点はまだ発表されていないことですね。この記事の書かれた段階ではそうだったのでしょう。これは動詞の時制を選ぶときに注意が必要です。
先ずは日本文を小文に分割しましょう。
「大学入試センター試験の英語は読解力重視の傾向が今年も続いている。」
この文は短いのでこれ以上は小文に分割できないようですが、次のように分割することも出来ます。
「大学入試センターは(先日)英語の試験をした。」
「英語試験は今年も読解力に重点を置いた。」
小文分割の要点は「英語の基本文型で表現できる形に言い直す(書き直す)」ことです。英作文の方法として次の段階を追うことを言いました。
(1)日本文を小文に分割する。
(2)日本語の小文を英語の小文で表現する。
(3)英語の小文を結合する。
実は(2)をやさしくするために(1)は「(英語の基本文型を頭に置いて)日本文を小文に分割する。」と補足したほうが正確な表現です。ここが「日本語を使って思考をする日本人が、その思考の結果を英文で表現する」ための一番重要なことです。この添削講座の中で、何回もこのことを繰り返して述べていますが、強調しすぎることはありません。
さて、上の小文に戻りましょう。
「大学入試センターは(先日)英語の試験をした。」
「大学入試センター」(主語)、「英語の試験」(目的語)「〜する」(動詞)ですから、(主語+動詞+目的語)の基本文型になっていますね。「大学入試センター」を研究社和英中辞典で引くと、the
National Centre for University Entrance Examination と載っています。 「〜をする」という動詞は非常に意味が広いので和英辞書で引いて見てもいろいろな動詞が載っています。「会議を開く、催し物を開催する」の用例が見つかるとhold a
meeting, hold an eventとholdという動詞が使ってあって、これが応用できるとわかります。「背試験をする」を「試験を施行する」、「試験を実行する」、「試験を開催する」などといいなおして、施行する、実行する、開催する、などの言葉を和英で引いて用例をしらべてください。小文を次のような英文で表現しましょう。
The National Center
for University Entrance Examination held an English test.
「英語試験は今年も読解力に重点を置いた。」
「重点」を研究社和英中辞典で引くと、「〜に重点を置く」place emphasis on ~とぴったりの熟語が見つかりました。「読解力」はreading
comprehensionと載っています。
The English test
placed emphasis on reading comprehension this year again.
で小文の内容は表現できました。原文を見ると、「〜の傾向が今年も続いている。」と「(いままでの毎年そうであったが)〜の傾向が今年も続いている。」と継続していることを強調しています。うえの小文でthis
year againという副詞句でこの意味も表現してありますが、もっと強調したいときには「〜することを継続する」を「継続」で辞書をひいてみましょう。continue
to doとあります。「いままでから現在までずっと続いている。」という表現には現在完了形が使えます。
The English test
has continued to place emphasis on reading comprehension this year.
こちらの表現のほうが日本文の内容により正確ですが、前に過去形を使った表現でも内容は読者に十分伝わります。まずは簡単な表現をしましょう。
「問題に難易のばらつきがみられるが、平均点は昨年より上がるだろう。」
「問題に難易のばらつきがみられる。」の「みられる」は日本文でよく使う言い方ですが、どういう意味なのでしょうか? 主語を補って「私は問題に難易度のばらつきを見つけた。」ということでしょうか。これほどに主語を強調したものではなく、「問題に難易度のばらつきがあった。」という意味でしょう。このような小文にするとThere be
A.という文型が頭に浮かびます。しかし、Aにあたるところに「問題の間の難易度のばらつき」という名詞節を英語で表現しなければなりません。「ばらつき」は「均等でなかった」unevennessと出来るでしょう。There was
unevenness in the degree of difficulty among the questions.と硬い、難しい表現になります。もっと簡単な表現を探しましょう。
「難易度は(問題から問題によって)変わった。」と言い換えて、「難易度」(主語)、変わる(動詞)の(主語+動詞)の基本文型を考えてみましょう。
難易度は和英辞書でthe degree of difficultyと見つかります。しかし、「変化」と引くと「変化する」でchange, vary, transformという単語がみつかります。transformは「転換する」、「変質する」という意味なのでまずここでは適切でないでしょう。しかし、changeとvaryのどちらのするか選ぶのが難しいですね。このようなときには用例を見るのが一番です。
ここでちょっと寄り道をして辞書の話をします。
私はコンピュータに次の辞書を入れて使っています。
Collins COBUILD
English Dictionary for Advanced Learners
Cambridge
International Dictionary of English
英辞郎
研究社 新英和・和英中辞典
研究社 リーダーズプラス英和辞典
研究社 新編英和活用大辞典
日外アソシエーツ ビジネス・技術実用英語大辞典
新明解国語辞典
日外アソシエーツ New斉藤和英大辞典
現在では大容量のハードドライブが安く手に入るようになったので、コンピューターにたくさんの辞書を入れて置けるようになりました。コンサルタントの仕事で報告書を書くときは、私の専門分野の単語は大体知っているので、おもに用例の見るためにCollins
COBUILD を使っています。しかし、この添削講座の添削では、いろいろな分野の話題があるのでたくさんの辞書を使います。わたしの辞書はたまたま私が集めたもので、他にも良い辞書がたくさんあるでしょう。
英文の用例にはCollins COBUILD とCambridgeを良く使います。どちらも用例を基礎にして出来ている辞書です。英辞郎は日本語の用例から逆引きして英単語を探すのに使っています。Cambridgeと英辞郎は無料のインターネット・オンラインの辞書があります。「2 基本文型を使って小文に分割する、例題 1」にホームページのアドレスが書いてあります。言語は用例の集積です。英作文には用例を見ることがとても大切です。ではchangeとvaryの用例をCollins COBUILD で見つけましょう。
When something
changes, it becomes different.
In the union
office, the mood gradually changed from resignation to rage.
If things vary,
they are different from each other in size, amount, or degree.
As they are
handmade, each one varies slightly.
うえの用例を見ると、「難易度は(問題から問題によって)変わった。」にはvary が適切ですね。vary を使って次のように表現できます。
The degree of difficulty
varied from question to question.
この英文は簡潔ですが、この表現を可能にするには、「難易度は(問題から問題によって)変わった。」という小文を考え付くかどうかによります。この小文を思いつく前提にvaryという単語の使い方を知っている、ということがありますね。すると、varyを知らないときはどうしますか?なにか他に言い換える方法を見つけましょう。
「それぞれの問題は違った難易度を持っていた。」はどうでしょうか?すこし意味のニュアンスは違ってきますが、どう表現したらよいかわからないよりはましですね。
Each question had a
different degree of difficulty.
では最後の小文に行きましょう。
「平均点は昨年より上がるだろう。」
このままでも「平均点」を主語にして動詞は「上がる」で、(主語+動詞)の文型で表現できそうですね。試してみましょう。「点数は」和英辞書に「評価点」marksというのが見つかるでしょう。The average mark
will increase.これは「(今年は)は昨年よりも」を付け加えます。The
average mark this year will increase from (the average mark) last year.
これでもよいですが、increaseという動作のなにか原因があるが、そのことについては文章はなにも言っていない、という感じがします。点数は高い、低いというような客観的な表現法があるので、これを使ってみましょう。
「平均点は去年より今年は高いと期待されている。」
The average mark
this year will be higher than (that) last year.
これはA is B.という文型ですね。この記事が書かれた時点でまだ平均点は発表されていないが、すでに去年より高い、という大学入試センターの予測があったのでしょ。will be
~は「〜となる」ことが確実なので、ここでは「〜と期待されている、〜と考えられている」という表現のbe
expected to ~を使ってみましょう。
The average mark
this year is expected to be higher than last year.
これだ小文は全部英文で表現しました。でもまだ終わりではないですよ。小文をならべて文章全体の構成を考えてみましょう。
The National Center
for University Entrance Examination held an English test. The English test
placed emphasis on reading comprehension this year again. Each question had a different
degree of difficulty. The average mark this year is expected to be higher than
last year.
文から文への内容のつながりは大体良いですね。最初の文の最後のthe other dayと入れると次の文とのつながりがよくなります。文3と文4のつながりに何かあるとよいですね。butを入れてみましょう。butで文をつなぐと前半は前半とは逆のことを意味します。難易度にばらつきあったが(中には難しい問題もあった)が平均点は去年より高いだろう、ですからbutでよいでしょう。スペルチェックはしましたか? 冠詞の選択は最善を尽くしましたか? では、最終的に文章は次のようになります。
The National Center
for University Entrance Examination held an English test the other day. The
English test placed emphasis on reading comprehension this year again. Each question
had a different degree of difficulty but the average mark this year is expected
to be higher than last year.
例題 1:初級練習問題 24
「佐倉署は1月14日、窃盗の疑いで、市内に住む男を逮捕した。警察によると、男は妻には船橋市内の看板屋に勤めていると偽り、毎朝七時に「出勤」。主婦が買い物に出掛けて留守になる午後一時−同四時の間に空き巣に入り、午後七時には帰宅する生活を送っていた。」
「佐倉署は1月14日、窃盗の疑いで、市内に住む男を逮捕した。」という最初の文を分割してみましょう。分割するときに英語の基本文型をモデルにして、英文法の主語、動詞、目的語に当たるものは何かを調べます。つまり、日本文を小文に分割するときに、同時に日本語思考と英語思考を比べて、日本文の内容を英語思考の観点から分析します。
最初の文は次のような小文に分割できます。
(1)
佐倉署は男を逮捕した。
(2)
佐倉署はこの男を窃盗で疑った。
(3)
この男は市内に住む。
日本語の小文を英語の小文で表現する、が英作文の2番目の段階ですが、実は1番目の段階で日本文を小文に分割するときに、英語の基本文型を頭に置いて考えますから、1番目と2番目の段階はは密接に関連しています。
(1)は主語+動詞+目的語(SVO)の基本文型で表現できますね。佐倉署は佐倉警察署の意味ですから、the
Sakura Police Stationです。
The Sakura Police
Station arrested a man.
次に(2)を英文で表現してみまししょう。「佐倉署はこの男を疑った」はSVOで表現できますね。
The Sakura Police
Station suspected this man.
しかし、「窃盗で疑った」の「窃盗で」はどのように表現したらよいでしょうか。「疑う」を和英辞書で引くと「(人)が〜をしたのではないかと疑う」suspect
A of ~という句があります。次にsuspectの用例を英英辞書で引いてみましょう。オンラインの英英辞書としてはCambridge
Dictionaries On Line http://dictionary.cambridge.org/ が便利です。この辞書に次のような用例が載っています。
この文章は「佐倉署は1月14日、窃盗の疑いで、市内に住む男を逮捕した。」の内容を正確に簡略に英文で表現しています。これが英作文の第一段階です。必要に迫られて急いで正確に自分の考えたことや、日本文の内容を英文で表現するには、このような小文で構成される文章を作成するのが良いです。たとえば、会話でその場で考えたことを相手に正確に伝えるにはこのような文章の構成がとても役立ちます。
では、小文を連結すると、どういう利点があるのでしょうか?二つあります。小文と小文の内容を因果関係を明確に出来る、と 小文間の内容の重複を省略して文章を簡略にできる、です。
上の例では3番目の文の内容は1番目の文の中のa manの補足説明です。このような補足説明は内容的にあまり重要でないので、重複の省略の対象になります。小文と小文のつなげ方はいろいろあります。「プレイン・イングリッシュの小文のつなぎ方」をご覧ください。
上の二つの小文では人称関係代名詞whoを使って、次のようにつなげます。
in the City of
Sakuraは文の前半にthe
Sakura Police Stationとあるので、in the
cityとしても読者にはどこの町かわかるでしょう。またa man
who lives in the cityはa man
living in the cityと動名詞を使ってもっと簡単にできます。
念のためにsuspicion の用例をEnglish
Dictionaries On-Lineで調べてみると、次の用例が見つかりました。
"I'm
arresting you on suspicion of illegally possessing drugs, " said the
police officer.
練習問題にぴったりの用例ですね。
この用例を活用すると二つの文を次のようにつなげます。